「AI分析戦略データレポート」

依頼文・質問・納品データ見本

「社員5名の法人Web制作会社を経営しています。現在は大手制作会社の下請けが中心ですが、ここ数年で高機能・低価格なテンプレートサイトの台頭で受注数・単価ともに下落しており、このままでは事業存続が危うい状況です。直取引の開拓となると、広告費や営業マン雇用が必要、、、新サービスを作るといってもデザイナーばかりの会社でマーケティングノウハウがほとんど無い状態です。何から、どう取り組むべきか判断できず悩んでおります。あなたなら、どう展開されますか?同じ経営者の立場から、ご意見・アドバイスをいただけましたら幸いです。
※このような「依頼説明文+質問+回答項目」をご用意いただくだけ!(匿名実施OK)。


Q1.次回Webサイト制作する際は、自作ですか?それとも外注されますか?(単一選択型)

①WordPressやテンプレート等で自作する
②会社案内程度の簡単なページ制作を依頼
③LPランディングページ制作を依頼する
④本格的なコーポレートサイトや機能付きサイトを依頼する
⑤採用サイトやブランドサイトを依頼する
⑥ECサイト制作を依頼


Q2.Webサイト制作を外注する場合、どこで知ったら、検討しようと思いますか?(複数回答型)

①SNS発信/SNS広告
②Google検索/リスティング広告
③クラウドソーシングサイト/マッチングサイト
④Web上の比較サイト/Webメディア・ブログ
⑤セミナー・イベント
⑥紹介


Q3.Webサイトを制作する際の「想定予算帯」はどのくらいですか?(単一選択型)

  • ~10万円未満(できるだけ安く作りたい)
  • 10~20万円(小規模サイト、テンプレート利用想定)
  • 20~30万円(中規模サイト、ある程度デザイン性を重視)
  • 30~50万円(オリジナルデザイン+基本的な集客対策を含む)
  • 50~100万円(本格的なコーポレートサイトや機能付きサイト)
  • 100万円以上(大規模・高機能サイト、ECやシステム連携を含む)

Q4.Webサイト制作(リニューアル含む)の需要把握のため、お聞きします。直近で、外注ニーズはありますか?(単一選択型)

5:すぐにでも発注を検討している
4:6ヵ月以内に発注する予定がある
3:まだ未定だが、1年以内に検討予定
2:今のところ予定はないが、今後の検討対象になる可能性はある
1:全く予定はない


Q5.Web制作会社に外注する際、最も信頼できる判断材料は何ですか?(優先順選択型/8項目に優先される順番をお付けください) 

A: デザイン力やSEO技術
B: マーケティングノウハウを含めた売れるサイト提案力
C: 他社にはない独自性・情報発信力
D: 担当者の人柄や対応力、信頼感
E: 価格の明確さ
F: 実績・制作事例
G: 納期厳守・アフターサポート
H: 紹介


Q6.Webサイト制作会社に『もっと、こうしてほしい。』と思った経験があれば、教えてください。そして当社へ制作を発注するとしたら、何が足りないと思いますか?また、今後どう取り組むべきと思われますか?(自由記述型 ☆原則100字以上)


【通常納品は、下記のExcelローデータになります】
「ローデータ(raw data)」とは、下記のような加工・分析されていない、生のままのデータ を指し、リサーチ料金に含まれます。

Q6.自由記述・社長回答①②③例

①『私なら、過去に制作実績のある業界の中から、既にあるクリニック専門制作やパン専門など以外の、未だ競合がいない業界を見つけて、〇〇業界専門の受注サイトを立ち上げますね。そこでも競合が出てくるのを見越し、製造業ブランディング専門サイト制作とか、物流業界採用専門サイト制作といった具合に細分化してポジショニングしていきます。』(兵庫県/Webサービス業/法人社長/50代後半/男性)

Webサイト依頼では、①初見のデザインでガッカリした時と、②(文字)修正などに納得するまで付き合ってくれるか?③納期が遅れた場合について、④別料金になる場合、などを事前に取り決めをしておくべき。なので、発注前からこれらのトラブルになりやすいポイントについての制作ポリシーをサイト上に載せていると安心や、差別化受注につながると思います。あとはWebサイト制作費に国補助金が支給されるために必要な、IT導入補助金支援事業者になることだと思います。』(神奈川県/広告・マーケティング業/法人社長/40代後半/男性)

Web制作会社に対して「もっと運用や集客まで見据えた提案が欲しい。」と感じることが多い。御社に発注するなら、マーケティング視点や成果へのこだわりが少し足りないかもしれない。コンバージョンが〇%アップした等の業種別の成功事例や運用ノウハウを発信し、信頼と専門性を高める取り組みが有効だと思う。』(愛知県/IT・ソフトウェア業/個人事業主/20代後半/女性)


AI分析戦略データレポート ※作成オプション料金】

以下レポートのAI相場評価額は、3~20万円。大手では、数十万円のオプション料金になるレベルです。
ご自身でAIを活用した場合と異なるのは、クロス集計やマーケティング考察が含まれているかどうか?専門的アンケート分析や集計、マーケティング考察のために時間をかけれるか、という点になります。
(当社作成料金は、御社のご質問項目等を確認しました後、出来る限りご負担の少ない見積り金額をお知らせしております)


Q1. 次回Webサイト制作する際の対応(n=50)

選択肢項目回答数
WordPressやテンプレート等で自作する10
会社案内程度の簡単なページ制作を依頼する5
LPランディングページ制作を依頼する2
本格的なコーポレートサイトや機能付きサイトを依頼する9
採用サイトやブランドサイトを依頼する16
ECサイト制作を依頼8

Q2. Webサイト制作を外注する場合、どこで知ったら検討するか(複数回答可)

選択肢項目回答数
SNS発信/SNS広告15
Google検索/リスティング広告34
クラウドソーシングサイト/マッチングサイト22
Web上の比較サイト/Webメディア・ブログ20
セミナー・イベント8
紹介31

[ポイント]
「②Google検索/リスティング広告」と「⑥紹介」が圧倒的に多く、集客チャネルとして優先度が高いことが分かります。


Q3. Webサイト制作の「想定予算帯」(n=50)

選択肢項目回答数
~10万円未満(できるだけ安く作りたい)10
10~20万円(小規模サイト、テンプレート利用想定)9
20~30万円(中規模サイト、ある程度デザイン性を重視)15
30~50万円(オリジナルデザイン+基本的な集客対策を含む)8
50~100万円(本格的なコーポレートサイトや機能付きサイト)8
100万円以上(大規模・高機能サイト、ECやシステム連携を含む)0

[ポイント]
最も多い予算帯は「20~30万円」(15件)ですが、「30~100万円」(16件/ 32%)高価格帯での需要が3分の1有ることが分かります。


Q4. Webサイト制作の外注ニーズ(n=50)

選択肢項目回答数
5すぐにでも発注を検討している5
46ヵ月以内に発注する予定がある8
3まだ未定だが、1年以内に検討予定15
2今のところ予定はないが、今後の検討対象になる可能性はある13
1全く予定はない9

[ポイント]
「5:すぐにでも発注/4:6ヵ月以内に発注」高確度層が13件(全体50件)有り、1年以内に28件の半数以上でサイト制作需要が有ることがわかります


Q5. Web制作会社に外注する際、最も信頼できる判断材料(順位付け)

Q5の8項目について、1位を8点、8位を1点とする加重平均を算出し、総合的な優先順位を決定しました。(再掲)

順位項目
1位B: マーケティングノウハウを含めた売れるサイト提案力
2位F: 実績・制作事例
3位A: デザイン力やSEO技術
4位C: 他社にはない独自性・情報発信力
5位G: 納期厳守・アフターサポート
6位E: 価格の明確さ
7位D: 担当者の人柄や対応力、信頼感
8位H: 紹介

[ポイント]
御社が強化すべき「マーケティングノウハウを含めた売れるサイト提案力」が1位に、直取引獲得に不可欠な「実績・制作事例」が2位となっており、この2点に注力した戦略設計が重要です。


御社の事業転換(下請けからの脱却、高単価な直取引の獲得)に最も必要な示唆を得るためのクロス集計と、Q5の優先順位付け集計を実施しました。

特に重要なポイントは、「いますぐ発注を検討している高確度顧客が、何を重視し、どのくらいの予算を持っているか」、そして「御社が不足しているマーケティングノウハウがどれだけ重視されているか」です。


1. Q5 制作会社選定における重視項目の全体ランキング

まず、Q5(8項目に順位付け)について、1位を8点、8位を1点とする加重平均を算出し、回答者全体がWeb制作会社に求めている要素の優先順位を明確にしました。

順位項目スコア (加重平均)
1B: マーケティングノウハウを含めた売れるサイト提案力6.16
2F: 実績・制作事例5.74
3A: デザイン力やSEO技術5.50
4C: 他社にはない独自性・情報発信力4.88
5G: 納期厳守・アフターサポート4.40
6E: 価格の明確さ4.26
7D: 担当者の人柄や対応力、信頼感4.10
8H: 紹介2.96

[ポイント]
御社が「マーケティングノウハウがほとんど無い」と課題認識されている「B: マーケティングノウハウを含めた売れるサイト提案力」が、回答者にとって最も重視されている項目(1位)であることが明確になりました。御社が下請けから脱却し、直取引で高単価な案件を獲得するためには、デザイン力(A: 3位)だけでなく、「売れる戦略」の提案力を最優先で強化する必要があります。


2. 事業戦略に関するクロス集計(5選)

御社の喫緊の課題解決に直結する、以下の5つのクロス集計結果を示します。

(1) Q4 外注ニーズ × Q3 想定予算帯

目的: すぐに発注を検討している顧客層(高確度顧客)の予算感を把握する。

想定予算帯 (Q3)5:すぐにでも発注を検討している (n=5)4:6ヵ月以内に発注する予定がある (n=8)5(すぐ)または4(6ヶ月以内)の合計 (n=13)
~10万円未満1 (20.0%)1 (12.5%)2 (15.4%)
10~20万円0 (0.0%)2 (25.0%)2 (15.4%)
20~30万円1 (20.0%)2 (25.0%)3 (23.1%)
30~50万円1 (20.0%)0 (0.0%)1 (7.7%)
50~100万円2 (40.0%)3 (37.5%)5 (38.5%)
100万円以上0 (0.0%)0 (0.0%)0 (0.0%)
合計5813

[ポイント]
「すぐにでも発注を検討している(5)」層の40%、また「6ヵ月以内(4)」層の37.5%が、「50~100万円」の予算を想定しています。

高確度顧客の約40%が高単価(50~100万円)を視野に入れていることが分かりました。価格競争に巻き込まれる低価格帯(~30万円未満)ではなく、この「50~100万円帯」を主戦場としてターゲットを絞り、付加価値の高い提案を行うことで、下請けからの脱却が可能です。

(2) Q4 外注ニーズ × Q5-1番 最も信頼できる判断材料

目的: いますぐ発注したい顧客が、制作会社を選ぶ際に「最も重視するポイント」(Q5の1位)を知る。

Q5-1番 (最も重視する項目)5:すぐにでも発注を検討している (n=5)4:6ヵ月以内に発注する予定がある (n=8)合計 (n=13)
F: 実績・制作事例2 (40.0%)3 (37.5%)5 (38.5%)
B: マーケティングノウハウを含めた売れるサイト提案力1 (20.0%)2 (25.0%)3 (23.1%)
A: デザイン力やSEO技術1 (20.0%)1 (12.5%)2 (15.4%)
E: 価格の明確さ1 (20.0%)1 (12.5%)2 (15.4%)
C, D, G, H0 (0.0%)1 (12.5%)1 (7.7%)
合計5813

[ポイント]
いますぐ発注したい高確度顧客が、最も重視するのは「F: 実績・制作事例」です。次いで「B: 提案力」が続きます。御社は下請け中心とのことですが、直取引開拓にあたっては、たとえ下請け案件であっても「成果につながった実績」(例:デザイン、機能、CVR改善など)を明確に言語化し、ポートフォリオとして前面に打ち出すことが、高確度顧客を獲得するための最短ルートとなります。

(3) Q1 制作内容 × Q3 想定予算帯

目的: 御社が注力すべき高単価な制作物(Q1)を特定する。

想定予算帯 (Q3)④本格的なコーポレートサイトや機能付きサイト (n=9)⑥ECサイト制作を依頼 (n=8)
~10万円未満0 (0.0%)0 (0.0%)
10~20万円0 (0.0%)3 (37.5%)
20~30万円2 (22.2%)4 (50.0%)
30~50万円2 (22.2%)0 (0.0%)
50~100万円5 (55.6%)1 (12.5%)
100万円以上0 (0.0%)0 (0.0%)

[ポイント]
御社が得意とするデザイナー中心の体制から見ても、「④本格的なコーポレートサイトや機能付きサイト」が最も高単価につながりやすいことが裏付けられました。この制作内容を依頼する顧客の半数以上(55.6%)が「50~100万円」を想定しており、この分野を直取引の核とすべきです。

(4) Q1 制作内容 × Q5-1番 最も信頼できる判断材料

目的: 高単価につながる「本格的なコーポレートサイト」の発注者が何を求めているかを知る。

Q5-1番 (最も重視する項目)④本格的なコーポレートサイトや機能付きサイト (n=9)③LPランディングページ制作を依頼 (n=2)
F: 実績・制作事例3 (33.3%)1 (50.0%)
B: マーケティングノウハウを含めた売れるサイト提案力3 (33.3%)0 (0.0%)
A: デザイン力やSEO技術1 (11.1%)1 (50.0%)
C, D, E, G, H2 (22.3%)0 (0.0%)
合計92

[ポイント]
本格的なコーポレートサイトの発注者は、「F: 実績・制作事例」と「B: 提案力」を同等に(それぞれ33.3%)最も重視しています。

これは、本格サイトの顧客は「ただ作る」のではなく、「ビジネスに貢献するサイトを提案・実現してほしい」と考えていることを示します。デザイン力(A)は3位であり、御社のデザイナーがデザインを強みとするなら、そのデザインが「顧客の課題解決」につながったという実績(F)と、具体的な「マーケティング戦略」(B)をセットで提案する体制づくりが急務です。

(5) Q4 外注ニーズ × Q2 外注を知る場所(集客チャネル)

目的: 高確度顧客に対して、広告費や営業リソースを投入すべきチャネルを特定する。

Q2 (知る場所)5:すぐにでも発注を検討している (n=5)4:6ヵ月以内に発注する予定がある (n=8)5(すぐ)または4(6ヶ月以内)の合計 (n=13)
⑥紹介4 (80.0%)3 (37.5%)7 (53.8%)
②Google検索/リスティング広告3 (60.0%)5 (62.5%)8 (61.5%)
③クラウドソーシングサイト/マッチングサイト2 (40.0%)3 (37.5%)5 (38.5%)
④Web上の比較サイト/Webメディア・ブログ1 (20.0%)3 (37.5%)4 (30.8%)
①SNS発信/SNS広告1 (20.0%)2 (25.0%)3 (23.1%)
⑤セミナー・イベント0 (0.0%)0 (0.0%)0 (0.0%)

※Q2は複数回答可のため、合計は100%を超えます。

[ポイント]
高確度顧客へのアプローチとして、最も効果的なチャネルは「②Google検索/リスティング広告」と「⑥紹介」です。

  1. 「Google検索/リスティング広告」:顧客は課題解決のために「Web制作会社 選び方」「コーポレートサイト 50万円」など能動的に検索しており、直取引開拓のための広告費はこのチャネルに優先的に投下すべきです。
  2. 「紹介」:「すぐにでも発注を検討している」層の80%が「紹介」を検討しています。これは、信頼性を担保できる「紹介」が即決に繋がる最大の要因であることを示します。既存の下請け先のネットワークや、過去のクライアントに対し、「直取引部門」の営業協力を依頼するなど、「紹介」を生む仕組みを構築することが、最も費用対効果の高い営業戦略となります。

総合アドバイス

このアンケート結果から導かれる、御社の今後の展開は、以下の2つの戦略軸に集約されます。

1. サービスの軸: 【高付加価値な「本格サイト」に特化】

  • ターゲット: 予算帯「50~100万円」の顧客。
  • 提供価値: 「本格的なコーポレートサイトや機能付きサイト」の制作。
    • 競合する低価格テンプレートの領域(~30万円)からは完全に撤退し、御社のデザイン・技術力を生かせる高単価帯に特化します。

2. 訴求の軸: 【「実績」と「売れる提案力」をセットで提供】

  • 最重要課題の克服: Q5で最重視された「B: マーケティングノウハウを含めた売れるサイト提案力」を強化します。
    • デザイナー中心の組織であっても、「このデザインと情報設計が、顧客の売上増加にどう貢献したか」を言語化できるマーケティング担当者(または外部コンサルタント)の確保が、新サービスの成否を分けます。
  • 最強のセールスツール: いますぐ発注層が最も重視する「F: 実績・制作事例」を整備します。
    • 下請けで制作したサイトであっても、クライアントの許可を得て実績を提示し、具体的な「課題→御社の提案→成果」のストーリーを示すことで、信頼性を獲得してください。

当社では社内にマーケティング人材がいません。今すぐ費用をかけずに、売れるサイト提案力を持つには、どういう外部人材と提携すべきですか?それとも売れるサイト提案力のある同業者と提携すべきですか?

売れるサイト提案力(マーケティングノウハウ)の強化が最優先である一方、社内にマーケティング人材がいないという状況ですね。

「今すぐ費用をかけずに」かつ「売れるサイト提案力」を迅速に獲得するには、「同業他社との提携」は推奨しません。ノウハウ流出リスクや、将来の競合となる可能性があるためです。

最も費用対効果が高く、御社に足りないピースを埋める方法は、特定のスキルを持った外部のプロフェッショナルと組むことです

費用を抑えつつ、売れるサイト提案力をすぐに獲得するために提携すべきは、以下の2タイプの人材です。


提携すべき外部人材:スキル補完と即戦力化

御社が抱える「デザイン力はあるが、戦略が弱い」という問題を解消するため、以下の2種類の外部専門家との提携を強く推奨します。

1. 【戦略・企画の専門家】Webマーケティング・コンサルタント

御社の「売れるサイト提案力(B)」の核となる部分を担ってもらう人材です。

提携タイプ業務内容メリット提携方法
外部マーケティングコンサルタント(フリーランス/個人事業主)クライアントへのヒアリング同席、課題定義、サイト構成案(設計)、KPI設定など、提案の最上流工程を担当。「売れる戦略」のノウハウを案件ベースで獲得できる。御社のデザイナー陣は、この戦略に基づいてデザインに集中できる。最初の数件を「成果報酬型」で契約し、固定費を抑える。

【提携のポイント】
御社デザイナーの力を最大限に活かすため、提携するコンサルタントには、「戦略策定だけでなく、その戦略をデザイナーに分かりやすく指示・落とし込める」スキルを持つ人を選ぶと成功しやすいです。

2. 【集客・運用の専門家】Web広告運用代行フリーランス

御社が目指す「直取引」で顧客が最も重視する集客・運用面(Q5の3位「A: SEO技術」も含む)を補強します。

提携タイプ業務内容メリット提携方法
Web広告運用/SEOフリーランスLPやECサイトの広告設定、公開後のアクセス解析、SEOキーワード調査など、サイト公開後の集客・運用を担当。「運用まで見据えた提案」が可能になる。御社の提案が「作って終わり」ではなく、「集客・売上アップ」に直結するようになる。クライアントへの運用費用からフィーをいただく形で提携し、御社の持ち出し費用をゼロにする。

提携を進めるための具体的なステップ

Step 1: 提携人材の探索と選定(費用ゼロ)

クラウドソーシングサイトや、SNS、Webサイト等で、以下のキーワードでフリーランスを検索します。

  • 「Web制作 提案支援」
  • 「Webマーケティング コンサルティング フリーランス」
  • 副業 マーケター」

特に「副業」として活動している人材は、現役のマーケティング部署に所属しているプロフェッショナルである場合が多く、最新のノウハウを持っていながら、業務委託として費用を抑えやすい傾向があります

Step 2: 最初の案件での試用(費用を抑える)

提携する際には、必ず「最初の1案件のみ」、または「契約期間3ヶ月間」といった限定的な契約からスタートしてください。

  • コンサルタントへの支払い例: 「提案が成約した場合に、制作費の〇%をフィーとして支払う(成果報酬)」
  • 運用代行者への支払い例: 「クライアントの広告運用費の20%を運用フィーとして代行者に支払う」

このように、御社の新規事業の収益に連動させることで、固定費リスクを負わずに「売れるサイト提案力」をすぐに獲得し、ノウハウを蓄積できます。

御社はデザイン力という確固たる強みを持っています。この強みに外部の戦略家が持つノウハウを組み合わせることで、高単価な直取引を確実に増やせるはずです。


アンケート回答者50名の属性情報について、年代別、職種別、業種別、性別、都道府県別の集計結果をまとめました。


1. 年代別 回答数合計 (n=50)

年代回答数
50代前半12
60代前半10
40代後半8
50代後半7
40代前半5
30代後半3
60代後半3
20代後半1
30代前半1
合計50

[ポイント]
回答者のボリュームゾーンは50代前半が最も多く、40代後半〜60代前半の経営層・事業責任者層からの回答が全体の約7割を占めています。提案の際は、この層の経営者が重視する「事業継続性」「費用対効果」に訴えかける必要があります。

『全国の社長年齢は?』

上記の年齢ですが、本件アンケート回答者の年齢が偏っているのではなく、(メディアで目にする若年社長イメージと異なり)日本の社長人口や社長平均年齢をほぼ反映しています。

〇日本の社長の、5人中約5人は、40~80代以上(計96.9%)

〇日本の社長の、2人に1人が、50~60代(計56.8%)

〇日本の20代+30代合わせた社長(3.1%)より、80代以上社長(5.5%)のほうが1.77倍も多い

帝国データバンクによる「全国社長年齢 分析調査(2024年)」
平均年齢:60.7歳
30歳未満:0.2%
30代:2.9%
40代:15.2%
50代:30.0%
60代:26.8%
70代:19.4%
80代以上:5.5%

※個人事業主も、50~80代中心で、70代が最も多い。



起業家(新規開業者)年齢構成(日本政策金融公庫調査)
29歳以下:5.4%
30代:31.3%
40代:36.9%
50代:19.4%
60歳以上:7.0%


フリーランスになった年齢分布(中小企業庁編)
20代:18.8%
30代:38.9%
40代:27.1%
50代:11.2%



2. 職種別 回答数合計 (n=50)

職種回答数
個人事業主20
法人社長18
自営業5
法人役員4
フリーランス3
合計50

[ポイント]
回答者の半数が個人事業主・自営業であり、法人社長・役員を合わせると、自身で発注判断を行う経営層が約90%を占めています。提案は、現場担当者向けではなく、意思決定者(社長・事業主)の視点に立って行うべきです。

中小企業法人社長数:約420万人 総務省「経済センサス」などに基づき、会社以外の法人を含む

個人事業主数:約162万人 総務省・経済産業省「令和3年経済センサス‐活動調査」

フリーランス人口:462万人(内閣官房調査で本業と副業を合わせた人数2020年)〜1303万人(ランサーズ調査2024年)


3. 業種別 回答数合計 (n=50)

業種回答数
製造業9
不動産7
建設・建築6
IT・ソフトウェア5
小売・流通4
運輸・物流3
飲食業3
コンサルティング3
卸売業2
EC・ネットビジネス2
Web制作・デザイン2
その他(教育・医療・行政書士など)5
合計50

[ポイント]
本件では製造業が最も多く、次いで不動産、建設・建築といった、比較的Webマーケティングの遅れが指摘されがちな伝統的な産業からのニーズが高いことが分かります。これらの業種に対しては、単なるデザインではなく、「集客や採用に効く」という具体的な成果を訴求することで、直取引開拓の足がかりとすることができます。


4. 性別 回答数合計 (n=50)

性別回答数
男性38
女性11
回答しない1
合計50

5. 都道府県別 回答数合計 (n=50)

都道府県回答数
東京都8
大阪府8
愛知県5
千葉県4
北海道3
兵庫県3
京都府3
その他(2件以下の地域)16
合計50

[ポイント]
回答は東京都と大阪府の二大都市圏に集中しています。直取引開拓においては、この地域にターゲットを絞り、オンライン(Google検索/リスティング広告)での集客や、リモートによる無料相談実施を強化するのが、効率的です。

【本アンケートで1番共通して多かった、生の声】~管理人Yoshiのマーケティング考察~

今回サンプルで50人に回答いただきましたが、Q6の自由記述回答で共通して多かったのが、「最初の数回の打合せだけで、途中経過報告が無く、いきなり出来ました、という対応への不満」でした。それで期待以上のデザインならいいが、そうではなかった、そこから完成までのやりとりが苦痛ストレスだったという意見の数々。つまり、マメな対応をしているWeb制作会社が少なく不満を持たれている、という点です。このような「決済権者である社長たちの本音」はアンケートでないとまとめて表面化しません。もしあなたが、このWeb制作会社の社長であったなら、どうされますか?たとえばこれらの不満を解決する、コミュニケーションを仕組み化する「4段階ステージ保証といった、LPで大きく差別化される手を打つのはいかがでしょうか?依頼する経営者達にとって、Webサイト制作はワクワクするより、不満やストレス作業のイメージ。そこを解決するWebサイト制作を、当社なら小回りが利き&中小企業価格&大企業納品品質で行います!とPRする。

ステージ① 「方向性確認会」 ⇒ ヒアリング後にまとめた、サイト戦略設計等に承認を頂く。
ステージ②「デザイン着手前のラフイメージ確認会」 ⇒ 完成後のイメージ違いの防止
ステージ③「ラフデザイン報告会」 ⇒ コンセプトズレや、一方的な完成品提示の撲滅
ステージ④「公開前操作デモ会」 ⇒ 公開1週間前、テスト環境でデザインや操作性を最終確認。

☆これらを、各回15~30分程度のオンライン打合せ。
☆「途中経過報告が無い」という不満を撲滅するため、進捗状況を可視化する「顧客専用ダッシュボード」導入(ツール利用)

などで差別化すれば、価格だけの相見積り競争からも脱却出来ると思います。

このようないろいろな打ち手」が見えてくる、現役経営者たちの知見が得られる『社長リサーチ』、いかがでしょうか?
ぜひ、あなたのお悩み解決ツールに、ご活用ください。

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